問題点が多ければ多いほど新築がいい、と思うかも知れません。
では、選択肢はそれだけでしょうか?新築にはメリットもあればデメリットもあります。リフォームにも新築にはないメリットがあります。
家づくりにはどんな選択肢があり、どんな長所短所があるのか。それを知らなければ、自分にとって何がベストなのかわかりません。
まずは「知る」ことから始めましょう。
新築の場合は、自由設計でも、規格住宅でも、建てる前に地盤工事ができるので、耐震性能を徹底させることができます。お金はそれなりにかかりますが、これは大きなメリットです。一方、リフォームの場合は、地盤はいじれないものの「今より良くなる」という確実性があります。建物の耐震性を徹底させることももちろん可能です。
つまり新築では、すべてが新しくなる良さはありますが、場合によっては前の方が良かったという部分も出てくるかもしれません。
一方、現状から出発する大規模リフォームには、悪くなるということはありません。